大阪市大正区のJR大正駅構内で、兵庫県伊丹市の男性(34)が男に腹を刺された事件で、男が電車内で男性に「足が邪魔だ」と文句を言いトラブルになったとみられることが7日、分かった。

 刺した男は逃走しており
、大阪府警大正署捜査本部が殺人未遂容疑で行方を追っている。

 乗り合わせて一部始終を目撃した会社員(55)によると、男は車内で「立つのに足が邪魔だ」と怒鳴っていた。被害男性に因縁をつけていたとみられ
、男性は駅に到着した際、男の胸付近を小突いて先に下車。男は走って追い掛け、ホームでもみ合いになったという。

 男は改札に向かう階段手前で、ナイフのような刃物を取り出し、男性の腹を2〜3回刺した。男性は階段を下りて駅長室に助けを求めた。男も階段を下り
、反対側ホームへの階段やトイレがある方向に向かったという。

 会社員は「いつもこの時間帯に大正駅で下車する。男は普段から『肩が当たった』などと、
よく乗客とトラブルになっていた」と証言。捜査本部も同じ情報を把握しており、裏付けを進めている。 
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