https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00383502.html
パスポートなしで国境をまたぐ瞬間をとらえた。
夜明け前の27日午前4時半すぎ、中国とラオスの国境で監視カメラに映ったのは、野生のアジアゾウ。
足をゆっくりと上げて、国境の柵をするりと越え、ラオスに「入国」。
その後、当局が駆けつけ、ゾウを探したが、見つからない。
およそ1時間半後、ゆっくりとした足取りで、ゾウは中国側に戻ってきた。
今度は、柵の脇にある隙間を通って、森の中へ。
この国境がある中国の雲南省には、保護対象になっているアジアゾウが多く住んでいて、冬になると、食料を探しに隣の村まで行くこともよくあるという。