東名夫婦死亡事故、弁護側「危険運転」で争う方針
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180201-00000086-jnn-soci

去年6月に起きた東名夫婦死亡事故で起訴された男の弁護側が、今後開かれる裁判で危険運転致死傷の罪ではなく、過失運転致死傷にとどまると主張する方針であることが分かりました。

 石橋和歩被告は去年6月、神奈川県の東名高速で、夫婦から注意を受けたことに逆上し、夫婦の車の進行を妨害する行為を繰り返して追い越し車線に停車させ、その結果、後続のトラックの追突を招き、夫婦を死亡させたとして危険運転致死傷などの罪で起訴されました。

 その後の取材で、石橋被告の弁護側は今後開かれる裁判で事実関係については認めるものの、運転中ではなく車を止めてからの事故であるため、罪名については危険運転致死傷ではなく、過失運転致死傷にとどまると主張する方針であることが分かりました。

 危険運転致死傷は法定刑の上限が懲役20年ですが、過失運転致死傷は7年となっています。(01日10:21)