米軍は、日米両国が共同開発中の新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」による迎撃実験をハワイ沖で実施し失敗した。
米政府当局者が明らかにした。

当局者によると、SM3ブロック2Aはハワイにある迎撃システム「イージス・アショア」の試験場から発射されたが、
航空機から発射されたミサイルに模した標的を撃墜できなかった。

同当局者は、失敗の原因は不明で、分析を行っていると述べた。

新型SM3は米防衛機器メーカーのレイセオン(RTN.N)が開発を担当している。

米国防総省ミサイル防衛局の報道官は、ハワイ州カウアイ島の太平洋ミサイル試射場で31日午前に迎撃実験が行われた
と認めたが、結果についてはコメントしなかった。

米政府は1月上旬に、北朝鮮の核・ミサイル開発による脅威を踏まえ、同ミサイルの日本への売却を承認している。
https://jp.reuters.com/article/interceptor-missile-sm3-idJPKBN1FL3H5?il=0