「ギネス世界記録」に認定されている、世界一高い身長と低い身長の男女が、観光客数が落ち込むエジプトに観光地のアピールのために招かれ、ピラミッドの前で撮影された、身長差およそ1メートル88センチの2人の写真が、話題になっています。

エジプトのピラミッドを訪れたのは、身長2メートル51センチで、トルコ出身の35歳の男性と、身長62.8センチで、インド出身の24歳の女性です。

2人はそれぞれ、世界一、高い身長と低い身長の人物として「ギネス世界記録」に認定されています。

身長差およそ1メートル88センチの2人がピラミッドの前に立つと、大勢の人たちが写真を撮ったり手を振ったりするなど大きな注目を集め、2人は笑顔で手を振り返して応えていました。

エジプトでは観光業は経済の重要な柱ですが、民衆のデモをきっかけに独裁的な政権が崩壊した2011年以降、治安の不安定な状態が続いて、観光客数が激減し、経済に大きな打撃を及ぼしています。

今回、観光地のアピールにつなげようと、エジプトの観光省に招待された2人は、ピラミッドのほかにもカイロ市内の観光名所も回ったということで、ネット上では「こんな身長差、見たことない」とか「歴史的な出会いだ」などと話題になっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180130/k10011307771000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010
https://i.imgur.com/BJMyxcA.jpg