昨年3月、千葉県松戸市に住むベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が殺害され遺棄された事件で、
遺体発見から10カ月となった26日、リンさんの父、レェ・アイン・ハオさん(35)が、
殺人罪などで起訴された渋谷恭正被告(46)の死刑を求め、JR柏駅東口で署名を呼び掛けた。

ハオさんは昨年からインターネットなどを通じ、すでに約3万1千人の署名を集めたという。

ハオさんによると、集まった署名のうち、約3万人がベトナム人からのもので、日本人からの署名はわずか1千人余りという。
ハオさんは「同じ事件が起こらないよう、日本人にも協力してほしい」と訴えている。同駅では30日まで活動を続ける。

26日には、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で第3回公判前整理手続きが行われ、裁判の争点や証拠を整理した。

http://www.sankei.com/affairs/news/180127/afr1801270030-n1.html