草津白根山(群馬県草津町など)の噴火で死亡した陸上自衛隊員の男性(49)は、相馬原駐屯地(同県榛東村)に
司令部を置く第12旅団第12ヘリコプター隊所属の陸曹長であることが自衛隊や消防への取材で分かった。被害に遭った他の隊員7人のうち、2人が重体で緊急手術を受けている。他に重軽傷者が5人。

 死亡した陸曹長は上半身を骨折したという。当初は雪崩に巻き込まれたとみられていたが、噴石による被害だったとみられる。

 隊員はスキー場で約30人がスキー訓練をしていた訓練予定だったコースが雪崩の危険で閉鎖されていたため、別のコースへ向かう途中に噴火が発生したという。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000589-san-soci