気象庁によりますと、23日午前、群馬県の北西部にある草津白根山で、煙が上がっているという通報があり、気象庁は噴火が起きたかどうか確認を急いでいます。

気象庁によりますと、23日午前、「草津白根山の南側の本白根山付近で煙が上がっている」という情報が地元の自治体から寄せられたと言うことです。同じ頃、草津白根山では火山性微動も観測されたということで、気象庁は噴火が起きたかどうか確認を急いでいます。

草津白根山では去年に入って火山性地震が少ない状態が続き、地殻変動の観測では湯釜付近の地盤に収縮傾向が見られたことから去年6月、噴火警戒レベルを「レベル1」に引き下げ、湯釜火口からおよそ500メートルの範囲ではごく小規模な火山灰などの噴出に注意するよう呼びかけていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180123/k10011298751000.html