法案審議と並行し、与党は質問時間の配分見直しなどを主張して野党への攻勢を強める構え。

 野党は引き続き森友・加計(かけ)学園問題などを追及して安倍内閣を揺さぶりたい考えだ。

 与党は昨年の特別国会で、衆院予算委員会の慣例となっていた「与党20%・野党80%」の質問時間を、
「与党36%・野党64%」にすることに成功した。「与党50%・野党50%」を目標に、
週明けから野党側と協議を始める方針だ。野党は「(通常国会では)政府・与党が出してきた予算案を審議するのだから、野党にしっかり時間配分するべきだ」(辻元清美・立憲民主党国会対策委員長)と反発している。

 野党は、森友・加計学園問題に加え、スーパーコンピューター開発会社を巡る助成金詐欺事件についても、
同社代表取締役が安倍政権の下で政府の有識者会議委員を務めていたことなどから、「もり・かけ・スパ」問題として追及する構えをみせている。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180120-00050009-yom-pol