https://ryukyushimpo.jp/news/entry-645981.html

 2005年ごろから始まっていた在日コリアンに対するヘイトスピーチを、変わり者の仕業として長い間大手メディアは黙認した。
その結果、彼らの声はネットを中心に大きく広がり、繁華街におけるヘイトデモを堂々と行い得るにまで力を持った。
その延長線上に、5年前の1月に銀座で行った、沖縄県内全首長によるオスプレイ配備撤回のデモに浴びせかけられた、非国民呼ばわりの誹謗中傷がある。

 メディアは黙認という消極的加担によって、社会全体に差別意識の拡大を許してしまったのであって、今回の沖縄ヘイトは、これと同じ過ちを再度犯してしまっているのではないか。
しかもより深刻なのは、それに「意図」が入っている可能性が拭えない点だ。