行方・食彩マーケット会議  サツマイモレシピ募る
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15155860616898

 行方市の特産食材の魅力を再発見してもらおうと、市やJA、
商工会などでつくる「なめがた食彩マーケット会議」は、
地元産の野菜などを使ったレシピコンテストを、全国から募集している。
レンコン、パクチー(香菜)に続き、考案レシピを募集中(31日締め切り)の
第3弾のお題は、同市が誇る特産野菜「サツマイモ」。
同市自慢の食材を見つめ直し、新たな光を当てようとする
取り組みが行われている。

 「簡単でおいしいお料理を大募集します」-。
「第3回行方レシピコンテスト」では、普段の食卓に並ぶ主食やおかず、
おつまみ等の「あったかレシピ部門」、お弁当や作り置きにぴったりの
「冷めても美味(おい)しいお弁当部門」、ほっと一息つきたいときに
食べるスイーツの「癒やしのスイーツ部門」の3部門で、サツマイモを
使ったオリジナルレシピを募集している。

 同市のサツマイモといえば昨年、
JAなめがた甘藷(かんしょ)部会連絡会が農林水産祭天皇杯の栄冠に輝くなど、
全国に誇る特産野菜。これまでシンプルに焼き芋で食べることが多かったが、
同会議は「新たな食べ方の提案を受け、さらなる消費拡大、
産地発展につなげたい」と呼び掛ける。

 第1回、2回とも全国から多くの応募があったコンテスト。
パクチーがお題となった前回は、最優秀レシピに輝いた
山口悦子さん考案の「パクチー&アボカドバターの
サラダブルスケッタ&サンドウィッチ」など71点の応募があった。

 応募作品の審査は、書類による1次審査で採用レシピ9点を決定後、
2次審査で主催者側が調理、試食を行って優秀レシピ2点と
最優秀レシピ1点を決める。採用レシピはホームページで紹介し、
受賞者には市産野菜詰め合わせ、芋焼酎などの賞品が贈られる。