「誤ったもつれは解かなければ」韓国の文在寅大統領が慰安婦問題で日本にさらなる謝罪を要求 年頭記者会見で 

 韓国の文在寅大統領が10日、大統領府で年頭の記者会見を開いた。慰安婦問題をめぐって
「韓日両国が公式に合意した事実は否定できない」としながらも、「誤ったもつれは解かなければならない」と述べ、
日本側にさらなる謝罪などを求めていく意思を示した。

 朴槿恵前政権当時に日本と結ばれた合意は、元慰安婦らの意向をほとんどくみ取ることなく、政府間で
取り決めたもので、これでは「解決できない」との認識も改めて示した。

 日韓合意をめぐっては、韓国外務省が9日、日本に再交渉は求めないとする一方、日本が拠出した
10億円の扱いを日本と協議すると発表した。

 文氏は会見で「日本と心が通じる真の友人になることを望む」とした上で、「歴史問題と
未来志向的協力を分離して努力していく」と主張した。

http://www.sankei.com/world/news/180110/wor1801100025-n1.html