ベッキーにキック痛打 ダウンタウン年末特番―国連、憲法の視点からも最悪
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20180106-00080168/

 日テレ系の年末特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんでSP 絶対に笑ってはい
けないアメリカンポリス24時」は様々な点で酷いものだった。ダウンタウンの浜田雅功
が黒人を風刺したかのような黒塗りのメイク(黒人達からは彼らへの侮蔑と受け取られる)
で登場したことについては、BBCやワシントンポストなどの海外メディアでも報道される
騒ぎに発展しているが、もう一つ、見過ごせない大問題があったので、本記事ではそちら
について指摘しておきたい。番組中、タレントのベッキーが無理矢理、抑え込まれて、タ
イ式キックボクシング(ムエタイ)の使い手にキックで強打された上、痛がる姿を笑いも
のにされたということだ。

〇男性芸人たちに取り囲まれ、「タイキック」を受けたベッキー
 番組中のドッキリ企画というかたちで、進行役がベッキーに対し、彼女の不倫騒動の「禊
ぎ」としてタイ式キックボクサーに蹴らせることを宣言。驚き、恐怖に目を見開いて、そ
の場を逃げようとするベッキーだったが、ダウンタウンの浜田らが「動いたら危ない」と
抑え込み、半ば無理強いというかたちで、タイ式キックボクサーの女性の強烈な回し蹴り
を腰に受けることに(番組中では「タイキック」と表現。タイに対しても失礼)。強打に崩
れ落ちたベッキーは「痛い、重い」と苦しみ、しばらく立ち上がることができず、ようや
く立ち上がった後も茫然とした表情だった。一方で、浜田と松本人志らダウンタウンや、
その場にいた芸人達は「やばい、これはやばい」「めちゃくちゃ痛いやろ」とゲラゲラと大
笑いしていた。
(続く)