2017年12月30日、韓国特許庁が日本の有名キャラクターに似た複数のデザイン登録を承認していたことが明らかになり、物議を醸している。

SBSの報道によると、問題になっているのは、特許庁の審査を経て登録されたA氏のデザイン。A氏は「河回(ハフェ)タル(韓国・河回村に伝わる仮面)からインスピレーションを受けた」と話すが、
スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」のキャラクター「カオナシ」に似ている。これだけではない。「黄色いウサギをイメージして作った」という別のキャラクターは、
どことなく「ポケットモンスター」の「ピカチュウ」を連想させたり、「デジタルモンスター」の「テリアモン」という声もある。

登録されたA氏のデザインは製品化されインターネット上で販売されているが、任天堂は先月、A氏のデザイン4件について特許庁に異議を申請、
韓国発のメッセンジャーアプリを運営するKakaoグループも自社のキャラクターが模倣されたとして法的な対応を検討しているという。

問題となっているデザインについて、特許庁の関係者は「100%同じではない。こうした部分において、定性的な判断など主観的にならざるを得ない部分がある」と話す。

「特許庁のずさんな審査が関連業者の紛争を招いている」という指摘が出る中、ネットユーザーからは「特許庁さん、これはあまりにもそっくりでは?」
「特許庁職員の判断能力が町内の小学生にも及ばないなんて…」「韓国は『100%同じじゃない』という理由で95%似てるものは登録してくれる」など特許庁への非難の声が上がっている。
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171030/Recordchina_20171030011.html