元横綱・日馬富士の傷害事件をめぐり、貴乃花親方が日本相撲協会の聞き取りに、
「自分は間違っていない」などと話していることがわかった。

貴乃花親方は、事件を把握したあと、警察に被害届を出す一方で、協会に
報告していなかったことなどが問題視されている。これについて貴乃花親方は、
協会側の聴取に「自分の弟子がやられて第三者を巻き込んだ恐れがある」
「自分で調べてわからないから、警察に行った」という趣旨の話をしていることが
わかった。

さらに、「警察から協会に伝えた方がより正確」という趣旨の話もした上で、
「自分は間違っていない」と主張したという。

聴取の内容は28日の臨時理事会に報告され、貴乃花親方の処分について
話し合われる。ある協会関係者は、「協会の執行部が事態を把握したあと理事会に
すぐに報告しなかった方が問題だ」として、貴乃花親方に重い処分を科すべきでは
ないとの見方を示している。

http://www.news24.jp/articles/2017/12/27/07381579.html?cx_recsclick=0