アドビ「Sensei」で写真を高品質に--「Lightroom」の自動補正機能が強化
Adobe Systemsは米国時間12月12日、人工知能(AI)および機械学習のプラットフォーム「Adobe Sensei」が実現するニューラルネットワークによって、「Lightroom」の自動補正機能を強化したことを発表した。
新しい自動補正機能では、ユーザーの写真を分析し、プロが編集した何万枚もの写真と比較することで、より高品質な写真を作り出す。
新しい自動調整機能は、クラウドで提供されている「Lightroom CC」、Lightroom CCのiOS版/Android版/ウェブ版、および「Lightroom Classic」「Adobe Camera Raw(ACR)」など、
エコシステム全体で利用できる。この機能はこのほどリリースされたアップデートの一部として提供されている。
iOS版アプリではHDR撮影の品質も向上した。
デスクトップ向けLightroom CCでは、トーンカーブ(写真のコントラストや個々のカラーチャネルの調整など、高度な編集ができる機能)や、
スプリットトーニング(ハイライトとシャドウにある色合いを調整し、写真を好みのスタイルに仕上げる機能)が追加された。
https://japan.cnet.com/storage/2017/12/13/0b7b49708ed652c56b98c9635255c3d2/t/640/480/d/lightroom_640x480.jpg
https://m.japan.cnet.com/storage/2017/12/13/e362aabb330baee85b076f9a338c1731/adobe-lightroom-ai-machine-learning-update.png
https://japan.cnet.com/article/35111850/