12日午前10時55分ごろ、京都府城陽市富野、城陽署1階の拳銃庫内で、警務課の40代男性係長が手入れ中の拳銃を誤射した。天井に直径約2センチの穴が開いたが、けが人はいないという。

同署によると、係長は拳銃を分解して組み立てた後、引き金を誤って引き、実弾を1発発射させた。弾は天井裏で見つかった。

拳銃を分解しての手入れは年1回以上している。京都府警の内部規定では、弾の装填(そうてん)は複数人で行う必要があるが、発生時は1人で作業していたという。

同署の竹下浩之副署長は「内部規定に抵触するかを含め、具体的な状況は調査中。署員の指導教養を徹底し、再発防止に努める」としている。

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