元気ハツラツでも突然死の危険「隠れ疲労」とは?
東京疲労・睡眠クリニック院長 梶本修身
疲労感なき疲労の悲劇
「最近なんだかグッタリしている」
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」
クリニックを訪ねる患者の多くは、こんな訴えをします。足が悪いわけではないのに、わずか数メートルを歩くのもしんどいという
ひどい状態に陥っているケースもあります。
だれもが感じたことのある「疲労」は、身近であるがゆえに、それが心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高め、死の危険があるということは
あまり知られていません。
「疲労」と「疲労感」は別物です。実際にたまっていく疲れが「疲労」であるのに対し、「疲労感」は「脳というフィルターを通した感覚」です。
特に問題なのは、疲れがたまっているのに、それを認識できない「疲労感」なき疲労、つまり「隠れ疲労」です。
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171201-OYT8T50016.html
https://www.nikkei.com/article/DGXBZO54282560T20C13A4000000/