【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、ニューヨークで起きた爆弾テロ事件を受けて声明を
出し、拘束された容疑者がバングラデシュ出身だったことを踏まえ、移民規制の強化を訴えた。
その上で、テロ行為関与で罪に問われた者は、死刑を含む「法で許された最も厳しい刑罰に
値する」と主張した。
トランプ氏は声明で「緩い移民制度のために、あまりに多数の危険な人々の入国を許している」
と指摘。今回の事件の容疑者が、合法移民の親族として米国に入った「連鎖移民」だったことを
強調し、「議会は連鎖移民を終わらせなければならない」と要求した。
サンダース大統領報道官は記者会見で、容疑者が2011年に合法移民の家族ビザで
入国したと説明。連鎖移民の制度が廃止されていれば「今回のテロ犯は入国できていなかった」
と語った。(2017/12/12-08:31)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121200295&g=int