先日発表された「JC・JK流行語大賞2017」を見て、驚いた。韓国関連のコンテンツが2つも1位にランクインされていたからだ。

女子中高生向けのマーケティング支援などを手がけるAMFが発表した同賞には、「ヒト部門」「モノ部門」「アプリ部門」「コトバ部門」の4部門がある。
その「ヒト部門」の1位にK-POPアイドルのTWICEが、「モノ部門」の1位に韓国料理チーズタッカルビが輝いていたのだ。

TWICEのたしかな人気
たしかにTWICEは、今年もっとも名前を聞いたK-POPアイドルかもしれない。韓国で2015年にデビューして以来の成長は凄まじく韓国はもちろん、日本でも若い人たちの心を掴んだようだ。

K-POPアーティストとしては6年ぶりとなる紅白歌合戦の出場は、韓国でも大きく取り上げられた。
日本でのTWICEの活躍に、韓国メディアは「帰ってきた日本の韓流、10代少女たちが復活させたK-POP熱風」「TWICEを見れば韓流突風の現在地が見える」といった見出しを打って報じている。

日本でK-POP人気が上がった時期は、紅白に韓国人アーティストが毎年のように出場しており、2011年には東方神起、少女時代、KARAなど3組が同時出場を果たしたこともあった。

そこから5年連続で紅白出場ゼロでもK-POP業界が妙に強気だったことを記憶しているが、それだけにTWICEの存在は、今後の日本におけるK-POP人気を再点火する起爆剤になるかもしれない。

まだ食べていない!? チーズタッカルビ
モノ部門で1位に輝いたチーズタッカルビも、日本で何かと見かける機会が増えたように感じる。
「JC・JK流行語大賞2017」だけでなく、クックパッドが発表した「トレンド大賞2017」でも大賞を受賞しているほどだ。

韓国では2年ほど前にブームとなっていた印象があるが、それが日本でこれほど浸透するとは想像していなかった。

チーズタッカルビの効果で新大久保にも人が戻ってきたというのだから、食べてみたいという人が日本でも増えているのだろう。

「JC・JK流行語大賞2017」の2つの部門で韓国関連コンテンツが1位に輝いたことにも驚いたが、さらに興味深いのは、AMFの女子大生社長として知られる椎木里佳さんの発言だ。

日本の女子中高生がハマる韓国コンテンツとは? 2018年に“クールコリア現象”は起こるのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20171211-00078959/