世界で最も普及している暗号通貨「ビットコイン」の急激な値上がりは、米国の複数の取引所でビットコインの先物取引が
間もなく開始されるとの市場参加者らの期待と関連があり、これが要因となってビットコインの価格は上がり続けるだろうと、
専門ニュースサイト「DeCenter」の創業者、エフゲニー・ゴルジェーエフ氏が「スプートニク」に述べている。
7日、ビットコインの価格は数回にわたって史上最高値を更新し、心理的節目である1万4千、1万5千、1万6千ドルを
一貫して超え続け、いくつかの取引所では一時1万7千ドルの大台を突破した。全体として、この1カ月間でビットコインは
15.6%以上値上がりしている。
12月初めには、世界最大の先物取引所の一つ「CMEグループ」が、18日にビットコインを対象とした先物取引を開始する
計画を発表している。後に同様の方針を「CBOE先物取引所(CFE)」も発表。この他「カンター」は、ビットコインを
扱うバイナリーオプション取引を将来始める計画を明らかにした。
ゴルジェーエフ氏は、「米国市場での先物取引開始への期待を背景に、ビットコインは15%以上も値上がりした。そのため
各取引所はこのような先物取引を行うためビットコインを買い付けており、価格は上昇し続けるだろう。もちろん、この価格は
我々が予想していたものよりもはるかに高い。市場は恐らく、準備通貨としてのビットコインをより積極的に集めようと決めたのだ」
と話している。
ゴルジェーエフ氏はまた、「米国の暗号通貨取引所『コインベース』で(価格は)2017年末まで1万7千ドル前後に、
18年末までには恐らく5万ドルに達する見込みだ」と予測している。
https://jp.sputniknews.com/business/201712084358433/
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