【ロンドン共同】英メディアは6日、東芝が英原発子会社ニュージェネレーションの全株式を韓国電力に売却する見通しになったと伝えた。
系列の米原発会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の経営破綻を受け海外の原発事業から撤退するためで、来年早期の合意を目指しているという。

中国広核集団も買収に名乗りを上げていたが、韓国電力が優先交渉権を獲得した。

ニュージェネレーションは英北西部ムーアサイドに原発3基を建設する。
東芝はWHの原子炉を採用予定だったが、韓国電力は独自に設計した原子炉を使う方針だ。

英当局から新たな原子炉の認可を得るには数年かかる見通し。

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/268817