今年99歳を迎えた中曽根元総理大臣は、日韓国交正常化にも深く関わった韓国の金鍾泌(キム・ジョンピル)元国務総理による『証言録』の日本語版出版にあたって挨拶し、
「不幸な歴史を乗り越え、新たな歴史を切り拓いていくことは両国の宿命」と訴えました。

 「互いが不幸な歴史を乗り越え、新たな歴史を切り拓いていくことは、両国にとってまさに宿命というべきものであります」(中曽根康弘 元首相)

 中曽根元総理はこう述べたうえで、緊迫が続く北朝鮮情勢を受けた安全保障問題や経済的課題の解決のためにも、日韓が対話・交流の努力を続け、理解しあうことの必要性を強調しました。
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