年間1万9000人にものぼると推定されている入浴中の死亡事故。

その大きな要因として、室内の温度変化による「ヒートショック」の影響が指摘されている。

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家庭内での入浴事故が増加傾向にある。厚生労働省の最新のデータによると、家庭の浴槽での溺死者数は11年間で約7割増加し、
2015年に4804人となっている。

そのうち高齢者(65歳以上)が約9割を占めている。2015年の同省の調査によると、浴槽での溺死以外の入浴中の年間の
急死者数は年間約1万9000人にものぼると推計されており、対策が求められている。

入浴中の死亡事故の大きな要因として指摘されているのが「ヒートショック」。身体が感じる急激な温度変化により、
血圧がジェットコースターのように激しく上下動することで、心臓や脳の血管にダメージを与え失神や心筋梗塞、脳梗塞に至る。

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