ただの水に味・香り・色を加えてバーチャル・カクテルに変えるグラス型デバイス「Vocktail」

市販の飲み物を「甘すぎる」「酸っぱすぎる」「匂いがきつすぎる」と感じる人もいるはず。
そんな人が自分の理想の飲み物をスマートフォンアプリから作れるようにすべく、シンガポール
国立大学の研究者らはグラス型デバイス「Vocktail」を開発しました。

Vocktail
https://dl.acm.org/citation.cfm?doid=3123266.3123440

Vocktailはモバイルアプリと連動させて使用するグラス型デバイス。グラスには香りを作りだす
「アロマチューブ」と味覚刺激を生み出す電極、そしてLEDライトが搭載されています。

既存のドリンクにフレーバーを加えたり……
単なる水に香り・味・色を付けたりも可能です。
Bluetooth対応なのでワイヤレスでアプリから飲み物をカスタマイズできます。スマートフォンの
後ろにいる男性が持っている飲み物はオレンジ色をしていますが……
アプリからこんな感じでドリンクの色を変えることができました。
グラスの底にあるLEDライトが液体を色づけ……
電極で電気刺激を与えることで味を作り出します。なお、2017年11月時点では酸味・苦み・塩気といった
味を作り出すことが可能とのこと。
https://gigazine.net/news/20171127-vocktail/