法務省は17日、2017年版犯罪白書を公表した。昨年1年間に刑務所に入所した受刑者は
2万467人(前年比5%減)で、これまで最も少なかった1992年を下回り戦後最少となった。

一方、1年間に入所する高齢者(65歳以上)の人数や高齢者率はこの20年間で大幅に増加し最多を更新。
昨年入所の高齢者は2498人で97年から約4.2倍になった。

約7割が入所2度目以上で、高齢者の再犯状況の深刻さも改めて浮き彫りになっている。

https://mainichi.jp/articles/20171117/k00/00e/040/169000c