ロシア東部のウランゲル(Wrangel)の軍事地域で働いているシェフが、近辺に出没するホッキョクグマに
残った食べ物を与えていた。

そんなある日、シェフは軍部隊の中にあった花火を発見し、「これでクマにイタズラしてやろう」と企んだ。
先に餌でホッキョクグマを誘ったあとに、花火の中にあった爆竹を投げ入れた。ホッキョクグマは
いつものように人が投げた物を食べるため、爆竹も一緒に食べてしまった。

爆竹を飲み込んだホッキョクグマはしばらくして雪原で苦しそうにもがきだした。飲み込んだ爆竹が口の中で
爆発してしまったのだ。
あまりの痛みに雪原を転がり回るホッキョクグマは、鼻や口から血を吐き出しながら奇声をあげた。

現場を目撃した人々は驚き、何が起きたのか理解できなかったという。ホッキョクグマに近づくことが出来なかったひとは、
その様子を動画撮影してオンラインに公開した。

映像が公開されると事件は波紋を呼び、ホッキョクグマに爆竹を投げ込んだシェフは警察に逮捕された。
警察の調査でシェフは「クマが私を威嚇したので爆竹を投げて危機を逃れただけだ」と主張。

しかし、彼の主張は受け入れられず、裁判所はシェフに対して動物虐待の疑いで懲役7年の実刑を宣告した。

結局このホッキョクグマはその後に命を落としたという。

※閲覧注意 記事にぼかし無し画像あり
http://gogotsu.com/archives/34873
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