韓国で天皇訪問に関心集まる、「日本との関係改善に寄与」と期待
2017年11月17日、韓国で天皇陛下の訪問に関心が集まっている。「日本との関係改善に寄与」との思惑で、李洛淵首相も日本メディアのインタビューで期待感を示した。
その一方でトランプ米大統領の歓迎夕食会をめぐり日本国内には反発も。
陛下の退位は19年3月末が有力とされ、訪韓が実現するかは微妙だ。
韓国紙はこのほど、陛下の訪韓を相次いで取り上げた。
中央日報は「天皇、退位前に韓国訪問は可能?韓日関係改善に大きな寄与」との記事を掲載。
「最近、韓国では日本の天皇の訪韓に言及されることが増え、実現すれば韓日関係の改善に大きく寄与するという意見も出るなど関心が集まっている」と報じた。
この中では「康京和外相は10月30日、国会で開かれた外交統一委員会の国政監査で「天皇の訪韓が実現すれば両国関係が発展すると考える」と述べた、と説明。
ただ、康外相は「日本政府との協力と協調が必要であり、いつ実現するのか予断は難しい」とも話したという。
李洙勲新駐日大使も10月31日、日本に到着した直後に「天皇の訪韓が実現すれば韓日関係の発展に非常に重要な意味を持つだろう」と強調。
李大使は赴任前の25日の記者会見でも天皇の訪韓について「韓日関係の解氷に大きく寄与するのではないだろうか。必ず実現すればいい」と語っている。
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