久米宏『ニュースステーション』の裏話語る 「ちょっとだけ嫌なことになっていた」

久米が19年間、放送を続けた番組だったが、「少し、ちょっとだけ嫌なこと(仕事)になっていた。続けなければならないという
義務感のほうが強くなっていた。」との思いから終了。2004年から後継番組としてフリーアナウンサーの古舘伊知郎(62)が司会を務める
「報道ステーション」が始まったが、心境は複雑だった。

久米は当時のことを問われ首をかしげて言葉に詰まったあと、「(司会が)古舘さんに代わったときはしばらく見ていなかった」と一言。
司会の中居正広(45)に「見られなかった、それとも見たくなかったから」と問われると久米は「両方です」と答えた。

しばらくして番組を見た感想は「辞めなきゃよかった」。その真意を聞かれると「(ニュース番組のキャスターを)やれるなと思ったんです。
いまのテレビを見ていると」と返答。それでも「でも70歳を過ぎてニュースはちょっとね」と言葉を濁していた。

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