11月15日に韓国の浦項(ポハン)市にて発生した震度5.4の地震により、マンションが倒壊の危険にあるという。

韓国の多くのマンションは1階部分は駐車場で2階からが住居となっている。その1階の駐車場では数本の柱により
マンションを支えている。このような構造のマンションをピロティ構造と良い韓国で多く採用されている。

実際に地震後にピロティ構造のマンションの1階部分の柱が崩れてしまい今にもマンションもろとも倒壊しそうな状況である。

このピロティ構造は柱に上層の建物を支える力が集中している。地震が発生した際にそなえて荷重を
2倍以上に耐えれるように設計しなければならない。

韓国が耐震設計を義務付けたのは2015年で、3層以上、または500平方メートル以上の全ての建物に
耐震設計が義務付けられた。しかしその後も耐震設計された建物は6.8%程度に過ぎなかった。

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