15日午前、千葉市でパトカーが車を追跡していたところ、車が急停車し、パトカーが追突する事故がありました。けが人はいませんでしたが、車はそのまま逃走し、警察が捜査しています。
15日午前8時50分ごろ、男性の声で「成田市から千葉市内のインターチェンジに行く。助けてほしい」と警察に通報がありました。
警察は、男性が連れ去られた疑いもあると見て捜査を進め、午前9時すぎに千葉市内で不審な白色の乗用車を見つけて追跡したところ、車は急発進や急停車を繰り返して逃走したということです。
そのおよそ50分後、千葉市花見川区でパトカーがこの車を発見し、さらに追跡したところ、突然、車が急停車し、パトカーが追突したということです。
パトカーを運転していた37歳の巡査部長と助手席に乗っていた29歳の巡査長にけがはありませんでした。
車は一般の車数台とも接触事故を起こして逃げましたが、15日昼前に都内の駐車場に乗り捨てられているのが見つかりました。
車には誰も乗っておらず、警察は、さらに捜査を進めています。
千葉西警察署の植竹昌人副署長は「現時点で追跡方法は適切だったと考えている」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011224871000.html
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