オーストリア帝国の画家フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー が1860年頃に描いた作品
『期待』(Die Erwartete)に、iPhoneを手に持った女性が発見された。見つけたのはスコットランド・
グラスゴーの元国家公務員ピーター・ラッセルさん。サイト「Motherboard」が報じた。
絵には、両手に持った何か小さなものを凝視する女性が描かれている。ラッセルさんは、スマートフォン
から目を離さずに全く同じように振る舞う若者たちを見かけるとして「テクノロジーがいかに絵画の受け
止め方を変え、文脈に影響するかということに何よりも衝撃を受けた」と述べた。
​オーストリアのアート・エージェンシー社長ジェラルド・ワインポッター氏は「ヴァルトミュラー の絵の
女性はiPhone Xで遊んでいるのではなく、教会に向かっており、手には小さな祈祷書を持っています」と述べた。

https://jp.sputniknews.com/culture/201711144274155/
https://i.imgur.com/xvrtyOb.jpg