11月15日は、全国のかまぼこの製造業者が定めた「かまぼこの日」です。
那覇市の大型スーパーでは、消費拡大を目指して、1115食分のかまぼこが無料でふるまわれました。
「かまぼこの日」は、西暦1115年に記された古文書に、「蒲鉾」という記述が初めて登場したことにちなんで定められました。
15日、那覇市の大型スーパーでは、県内の製造業者で作る県蒲鉾水産加工業協同組合が、消費拡大を目指して初めて、かまぼこを無料でふるまう催しを開きました。
はじめに組合の金城球二理事が「本部町から八重山まで各地のかまぼこが一堂にそろっているので、食べ比べてみてください」とあいさつしました。
このあと、11月15日の日付にちなんだ1115食分のかまぼこ、およそ160キロが無料でふるまわれ、順番待ちをする人たちの長い列ができていました。
会場には、県内各地の16の製造業者が出品した試食コーナーも設けられ、訪れた人たちがそれぞれの味を楽しんでいました。
那覇市の60代の女性は「手軽に食べられるので、かまぼこはよく買っています」と話していました。
組合によりますと、全国の家計に占めるかまぼこの消費支出は2年連続で減少していて、沖縄でも同様の傾向にあるということです。
組合の金城理事は「かまぼこは手軽に食べられる元祖ファストフードなので、もっと食べてほしいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20171115/5090000996.html