日本の核武装「3カ月3億円あれば技術的に可能」と専門家

「日本が原子爆弾を持つことはできますか?」
 1994年、第一次北朝鮮核危機の最中のこと。羽田孜内閣で官房長官を務めていた熊谷弘氏は、防衛関連企業幹部に尋ねた。幹部はこう答えた。
「3カ月で造れます」
 産経新聞9月17日付朝刊で、熊谷氏が述懐している。

 唯一の戦争被爆国であり、非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)を国是とする日本では、核武装は議論すること自体がタブーだった。

 だが、戦後の政府内でも、核武装計画は極秘裏に検討されていたのだ。2010年に外務省が検討する目的からまとめた文書の中で、それまで極秘だった1969年の外務省の内部文書「わが国の外交政策大綱」の内容も公表された。
そこには、かつて核武装を検討していたことを認める記述がある。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/28262