大阪御堂筋、ショートカット横断は無理だった…自転車の女性が重体
2017年11月14日(火) 00時15分

12日午前8時15分ごろ、大阪府大阪市中央区内の国道25号(御堂筋)で、
自転車に乗って道路を横断していた女性に対し、交差進行してきた大型観光バスが
衝突する事故が起きた。自転車の女性は意識不明の重体となっている。

大阪府警・南署によると、現場は大阪市中央区難波3丁目付近で5車線となっている一方通行路。
直線区間で、横断歩道や信号機は設置されていない。30-40歳代とみられる女性は自転車に乗って
道路を横断していたところ、第2車線を交差進行してきた大型観光バスにはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。
バスの乗員乗客26人のうち、50歳代の女性客が顔面を打撲するなどの軽傷を負った。
運転していた46歳の男にケガはなく、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。
逃走の恐れがないことから後に釈放している。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。約50m離れた場所には横断歩道や信号機の設置された交差点もあった。
警察ではショートカット横断が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

https://response.jp/article/2017/11/14/302464.html