兵庫県川西市の20代の女性職員が、本荘重弘副市長(60)から手を握るなどのセクハラを受けたと
訴え、9月中旬から職場を休んでいることが3日、分かった。本荘副市長も「体調不良」を理由に
10月23日から休んでいる。

 市職員課によると、女性職員は9月1日、本荘副市長と男性職員2人の計4人で、
大阪府池田市で開かれた仕事の打ち上げに出席。本荘副市長は2次会のカラオケでデュエットする際、
女性職員の肩に手を回したり、手を握ったりしたという。

 女性職員は同月4日、職員課に「退職したい」と相談、セクハラ被害を訴えた。13日からは
「ときどき思いだしてしまう」として職場を休んでおり、現在も復帰のめどは立っていないという。

 本荘副市長は10月中旬の職員課の聞き取りに対し、「肩に手を回したが、手を握ってはいない。
女性職員が休むことになって申し訳ない」と話しているという。
 大塩民生市長は3日、「当時の状況を把握した上で、対応を考えたい」とのコメントを出した。
http://www.sankei.com/west/news/171103/wst1711030036-n1.html