回転ずしチェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト(横浜市)は26日、すしの「1貫売り」を11月下旬から試験的に始めると発表した。
通常は1皿2貫で提供しているが、女性や年配の顧客からの「いろんなネタを食べたい」という声に応えた。
価格は半額の50円(税抜き、以下同)で、実施するのは首都圏の10店舗。
同社によると、単価の高いネタを除くと、大手チェーンでの1貫売りは珍しいという。

 また、今年6月から3回にわたり店舗限定で実施していた「食べ放題」を全348店舗に拡大する。
サービス名を「食べホー」と名付け、11月1日から22日までの平日午後2〜5時に実施する。男性1580円、女性1380円で60分間、すしやサイドメニュー約80種類が食べ放題になる。
かっぱ寿司のホームページやアプリで事前予約が必要。

 顧客の声をもとに新商品や新サービスを提供する同社のプロジェクトの第1弾。
このほかに、来年1月をめどに、平日対象のワンコインランチやどんぶりメニューなどを開発する。

かっぱ寿司が「1貫売り」 食べ放題は全店で
https://mainichi.jp/articles/20171026/k00/00e/040/305000c