民進が参院議員総会“両院総会で前原代表から説明を”

民進党の参議院議員総会が開かれ、今回の衆議院選挙について、「多くの民進党出身者が落選し、希望の党に合流する判断は失敗だった」といった批判が相次ぎ、
無所属で当選した民進党出身者も交えて、党の両院議員総会を開き、前原代表から説明を求めることを確認しました。

民進党の前原代表は、今回の衆議院選挙の結果を受けて、党所属の参議院議員を含めて、希望の党に合流する方針を見直す考えを示しており、24日午後、国会内で党の参議院議員総会が開かれました。

会合には40人余りが出席し、出席者からは「多くの民進党出身者が落選し、希望の党に合流する判断は失敗だった」といった批判や、「参議院議員は、結束して行動していくべきだ」といった意見が相次ぎました。

そして会合では、無所属で当選した民進党出身者も交えて意見を交わす必要があるとして、党の両院議員総会を開いて、前原代表から説明を求めることを確認しました。

このあと蓮舫前代表は記者団に対し、「幹事長などが不在なので、今の代表でいいのかも含めて代表がいる場で議論したい。
選挙前の約束が実質、ほごにされているので、代表の考えをただす意見もあったが、まずは、みんなで話さなければならない」と述べました。

前原代表“今週中にも両院議員総会開きたい”
民進党の前原代表は党本部で、小川・参議院議員会長と会談したあと、記者団に対し、早ければ今週中にも両院議員総会を開きたいという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171024/k10011196191000.html