内定率 過去最高の92.7% 来春卒、10月時点

 就職情報大手のディスコ(東京・文京)は24日、2018年春卒業予定の大学生・大学院生の就職内定率(10月1日時点)が92.7%だったと発表した。
現在と同じ形式で調査を始めた05年以降、同時期の内定率としては過去最高となった。堅調な企業業績や人手不足を背景に、企業の採用意欲の高さが表れた。

 調査はディスコが運営する就職情報サイトに登録するモニター学生を対象に2〜10日に実施。インターネットで調査し、1225人から回答を得た。

 人手不足が深刻となるなか、企業の採用意欲は高まっている。内定率がリーマン・ショック前の好景気だった時期を上回ったことについて、
ディスコは「少子高齢化による働き手の減少に加えて、団塊世代の一斉退職も影響している」とみている。

 内定を持つ学生のうち、94.1%が就職先を決めて就活を終えた。一方で内定を持ちながら就活を続けている学生も3.7%いた。

 内定を保有する学生の割合は男子学生よりも女子学生の方が高い。文系では男子91.2%、女子94.3%。理系は男子91.1%、女子95.7%だった。
「女性の方が大手にこだわらずに確実に内定を確保する傾向があるため、内定率は高めに出やすい」(ディスコ)とみている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22625590U7A021C1000000/

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