韓国大統領、建設再開を表明 脱原発は次期政権に先送り

【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は22日、選挙の公約に基づき中断していた南部、釜山郊外での新古里原発5、6号機の建設工事を「早期に再開する」と表明した。
文氏は「脱原発」を掲げるが、建設再開で原発への依存度を任期中に下げることは難しくなり、脱原発の成否は次期政権の課題に先送りされた。

 新古里5、6号機を巡っては、国民の意見集約を進めた「公論化委員会」が20日、建設継続を求める意見が59・5%を占めたとして工事再開を政府に勧告した。

 文氏は、脱原発公約を支持した国民に「委員会の結論を尊重し大局的見地から(再開を)受け入れてほしい」と求めた。

共同通信

https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-598001.html
http://ryukyushimpo.jp/archives/kyodo/PN2017102201001314.-.-.CI0003.jpg