山本一郎(切込隊長)氏から辻元清美へのメッセージ
http://blogos.com/article/252970/

辻元さん、筋金入りのリベラリストですし、あの人ならどんな悪口言っても許される的なところが
あるんですよね。生コンとかピースボートとか。

ネットでガセネタいっぱい流されても「わたし、へこたれへんねん」とかカラッと笑っててヤバイ。

そのハートの強さがヤバイ。

保守主義者である私は、そんな辻元さんとは政策的な方向性には隔たりが大きく、
必ずしもすべての彼女の主張に同意するものではありません。

理想が高いというか、何を綺麗事言ってるんですかね、と思う。

でも、辻元さんはその辺のレフトとはひと味違います。

現実を見たときにどうしようか、話し合いをして着地点を探すにはどうしたらよいのかというところでは、
お互いの意見をぶつけ合える懐の広いところがあるんですよね。

「保守主義的にはこう思う」「リベラルとしてはここは譲られへんのや」「じゃあこういう落としどころですかね」と
いう話のできる人なのです。

だからこそ、愛される。人が、集まって来る。そして目立つ。

(略)

で、結局辻元さんは筋を通して希望の党へは行かず、無所属で出るとなり、さらに立憲民主党で
気張っておられます。

この状況で理想に忠実に身を処せるというのは本当に立派だと思います。

普通の凡百の政治家ならとっくに沈んでるでしょうし、なんかこう、時代が辻元清美を呼んでいるとさえ
思います。

絶対、まだなんかあるよこの人。
言ってることの半分ぐらいは賛成しないけど、この社会の表舞台に欠かしちゃいけない人だと思ってます。

保守の私との対談で、真の保守とリベラルは話ができるのだというところを一般の人が読んで、
少し立ち止まって、民主主義ってなんなんだろうか、と考えて頂けたらいいのかな、と思います。