オーストリアの総選挙が15日に投開票され、31歳の党首が率いる右派政党「国民党」が
勝利を確実にしました。極右政党との連立政権の可能性も浮上しています。

 国民党は31歳のクルツ党首が率いる右派政党で、移民政策を巡り、EU(ヨーロッパ連合)に
批判的な姿勢で支持を広げて第1党を確実にしました。31歳の首相誕生が見込まれます。
ただ、国民党の議席数は過半数に達していないため、「反移民」を鮮明にする極右政党
「自由党」が連立政権入りする可能性も指摘されています。ヨーロッパではドイツ総選挙での
新興右派政党の急伸に続く右派の躍進となり、フランス大統領選挙で止まったかに見えた
右傾化の流れが再び広がりを見せています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000112221.html