https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000016-jij-pol

自民党の岸田文雄政調会長は15日、フジテレビの番組に出演し、2019年10月に予定される消費税率の10%への引き上げに関し、

「環境を整備しなければいけない。アベノミクスの経済の循環を完成して力強い消費を実現しなければいけない」と述べ、消費を回復させて増税を実現する考えを示した。


 自民党は公約で、増収分の一部の使途を変更し、現役世代にも配慮した「全世代型社会保障」の実現を訴えている。岸田氏は「社会や企業の生産性を引き上げ、給料を引き上げる。安心して消費するためには将来の安心が必要で、全世代型の社会保障をやっていく」と理解を求めた。

 希望の党の細野豪志元環境相は「実際の手取り(収入)が上がっていない。アベノミクスの下で2回、消費増税ができなかったのに、なぜ今度は上げられると言い切れるのか」と疑問を呈した。