北朝鮮からの絶え間ない挑発にも関わらず、世論調査に答えた大半の人は依然として北朝鮮の核開発を巡る
衝突を外交的に解決することに賛成だ。ギャラップが9月20日から10月1日にかけて米、露、韓、日な
ど14カ国で世界世論調査(GIA)を行った結果明らかになった。
最も「平和的」な結果を示したのがロシアで、それにドイツが続いた形になったことは興味深い。

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ギャロップ世界世論調査(GIA)でロシアとドイツは、朝鮮半島問題の外交的解決を選んだ国民が多かった
上位2国となった。ギャロップのカンチョ・ストイチェフ代表はこの結果が偶然ではないとの見方を示し、そ
の理由としてロシアとドイツが第2次世界大戦で最も大きな被害を受けたことを挙げた。

「これらの国民には戦争に対する免疫がある。」

ストイチェフ代表はまた、「可能な限りの脅威の下」にある韓国人が冷静さを保ち、北朝鮮との対話に向けて
開かれた態度を取っていることに、快い驚きを覚えたと強調する。
「この危機は新しいものではありません。(核)実験の拡大という理由から(他の)世界にとってはかなり目
新しいものですが、韓国はこの困難な状況を長年に渡り何度も何度も経験している。北朝鮮体制がハッタリを
ついていて、常にハッタリをついていたことを私たちよりはっきり理解しています。他方ではもちろん、
(北朝鮮と韓国の)この同胞関係が存在しています…私たちのような世界各地に住む様々な人々にとっては、
これが以前は1つの民族で、半世紀前の危機的状況により2つの別個の国家に分かれた朝鮮民族だということ
は理解しがたいかもしれません。」

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