徳川家康の外交顧問で「三浦按針(あんじん)」として知られる英国人航海士、ウィリアム・アダムス(1564〜1620)が1617年、海外との貿易を行う朱印船で日本からベトナムへ向かう途中、尖閣諸島と思われる島を目撃していたことが分かった。

アダムスらの航海日誌を再調査した尖閣史研究家の石井望・長崎純心大准教授が発見した。
当時の明国が日本との合意で尖閣諸島より西側までの朱印船航行の自由を確認していたことも浮かび上がり、尖閣は歴史的に自国領であるとする中国の論拠がまた一つ崩れた。

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