秋葉原の安倍晋三首相の演説で、「安倍やめろ」のコールをしたのは誰?“場外戦”に発展も

 今回の騒動は“場外戦”に発展している。
 猪瀬直樹元東京都知事(70)は2日未明、ツイッターに「テレビで見たけれど、
あの『安倍辞めろ』コールはプラカードなどから、共産党の組織的な行動ですね。
ところが普通の視聴者には『辞めろ』はあたかも都民の声と聞こえてしまう」などと投稿した。
 これに民進党の有田芳生参院議員(65)が「猪瀬さん、共産党の行動では全くありません。
『3・11』からの反原発運動、ヘイトスピーチ反対のカウンター、安保法制反対運動、
最近でいえば共謀罪に反対する市民のクラウド的な新しい動きの延長線上に生まれたものです。
それは現場にいる者なら容易に理解できることです」と反論。
 猪瀬氏は「そうですか。有田さんの『共産党の組織的行動ではない』というご意見に
説得力がありますので、訂正いたします」と有田氏の主張を皮肉った。

 有田参院議員は、対レイシスト行動集団との関係を否定しているが、野間氏が平成27年
12月、「有田先生と呼ぶのをやめましょう。彼は我々の代表であって先生ではない」と
ツイートしている。
 秋葉原の演説会場について、有田氏は何度も「『聖地』が『墓標』に変わる画期的な
街頭演説会が始まります」「ムリして作る笑顔がひきつっています。さて次は総理の演説です。
これほど街頭でヤジられる総理は前代未聞」などとツイッターで発信している。
 対レイシスト行動集団は「レイシストをしばき隊」時の平成25年6月、東京都新宿区で
在特会(在日特権を許さない市民の会)主催のデモがあった際、乱闘騒ぎを起こし、双方の
メンバーが暴行容疑で現行犯逮捕されている。
http://www.sankei.com/politics/news/170707/plt1707070011-n2.html