【Honda Meeting 2017】新型「シビック」をベースに8速DCT化した「Dynamic Study」や新型「シビック タイプR」インプレッション

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 自律自動運転技術やクラリティ3兄弟以外にも、「Honda Meeting 2017」では要素技術の発表があった。その1つが、まもなく登場する新型「シビック」(10代目)をベースに、パワートレーンを変更して走行性能を向上させた「Dynamic Study」モデルだ。

 搭載するエンジンは新型シビックに搭載される直列4気筒 1.5リッターターボとほぼ同じ(スペックは多少なりとも向上か?)だが、トランスミッションを市販予定モデルのCVTから8速DCTへと換装した点が大きく違う。
ちなみにこの組み合わせは、現在、中国市場で販売されているアキュラ「CDX」と同じパワートレーン形式で、日本市場向けに発売される新型シビックには現時点で導入の予定はないようだ。
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 この「Dynamic Study」に搭載される8速DCTはホンダ内製で、2014年10月に論文でも発表済み。トルクコンバーターを採用したことで力強くスムーズな発進加速性能と、
各ギヤ段のギヤ比が近い(クロスさせた)8速化によって途切れることのない加速特性を両立させている。また、ワイドレシオ化やフリクションの低減によって、
同クラスの対応トルク容量をもつ5速ATに対してサイズは同等としながら、15%程度の動力性能向上と8%程度の燃費数値向上を達成。ギヤ構造は、
1速&2速&後退ギヤ、3速&4速、5速&6速、7速と8速の各ギヤセットでドリブンギヤを共有する。

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