高級果物として人気が高い北海道夕張市の特産品「夕張メロン」の初競りが26日、札幌市中央卸売市場であり、2玉150万円の最高値が付いた。昨年は過去最高額の2玉300万円で落札されたが、例年並みに戻った。
競り落としたのは札幌市の果物卸会社「蔵重商店」。最高値のメロンは夕張市の小学校に贈るという。同社の渡会和雄取締役(55)は「地元では出荷が優先で、子どもたちはなかなか食べられない。夕張への感謝の気持ちです」
と笑顔を浮かべた。
夕張市農協によると、この日は市内の農家9戸が出荷した580玉が競りにかけられた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201705/0010224891.shtml