23日午後、アメリカ海軍の原子力潜水艦が佐世保港に一時寄港しました。原子力潜水艦の寄港はことし13回目です。
佐世保港に一時寄港したのは、ハワイを母港とするアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦オリンピア(6900トン)です。
オリンピアは23日正午すぎに、佐世保港のほぼ中央にある海上のポイントに停泊し、数人が乗り込んだあと20分ほどで出港しました。
外務省から佐世保市に入った連絡によりますと、今回の寄港の目的は、物資の補給とメンテナンスだとしています。
佐世保市環境保全課によりますと、国の原子力規制庁が佐世保港の周辺に設置しているモニタリングポストの放射線量に変化はないということです。
アメリカ軍の活動を監視している市民団体「リムピース佐世保」の篠崎正人編集委員は「北朝鮮を含めたアジア太平洋地域での偵察や情報収集任務の一環で寄港したのではないか」と話していました。
アメリカ海軍の原子力潜水艦の佐世保港への寄港は、ことし13回目で、通算では401回目です。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033598821.html