23日午前6時50分ごろ、兵庫県明石市魚住町のJR神戸線魚住駅で、網干発米原行き新快速電車に男性がはねられ死亡した。乗客約800人にけがはなかった。
JR西日本などによると、男性運転士(38)はホームから線路に立ち入る人に気付き、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったとという。明石署は身元の特定を進めている。
事故の影響により西明石−姫路間で一時運転を見合わせ、上下線計22本が運休、計32本が最大82分遅れた。通勤客ら約3万5千人に影響した。
JR鷹取駅(神戸市須磨区)では、上り普通列車が到着し扉が開くと、すでに車内はすし詰め状態。ホームにいた多くの客は乗車を諦め、後の列車を待った。JR神戸駅(同市中央区)のホームも上下線の列車が到着するたびに混
雑し、約80分遅れなどの表示をスマートフォンで撮影する姿も見られた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201705/0010215040.shtml